仕事が人を育てる
このごろ当医院の衛生士さんたちにうれしい知らせが多くなってきています。
「また前回と同じ衛生士さんに歯のクリーニングをしてもらいたい」
「超音波による歯のお掃除が苦手だったが、あの衛生士さんにやってもらうと大丈夫」
「今まで、やってもらった歯のクリーニングで一番気持ちよかった」
「まるでエステみたいで気持ちよかった」
「毎月来ます!」
「歯の掃除してもらうとスッキリする」
これらは実際に、私が診療室で聞いた患者さんの声です。
その言葉が、衛生士さんたちを勇気づけます。
彼女たちはうれしいでしょう。仕事冥利に尽きるはずです。
私は私で、自分のことのようにうれしいです。
衛生士さんたちに自信をつけてくれるのは患者さんたちの声なのです。
彼女たちは歯のクリーニングのセミナーに熱心に通い、日々情熱を持って仕事をしています。そのかいあっての患者さんの声なのでひときわうれしいでしょう。
もっともっと患者さんを喜ばせてほしいと思います。
そして仕事を通して成長する衛生士さんたちが楽しみです。
私が、衛生士さんたちを育てるのではないのです。
仕事が衛生士さんたちを育てると思います。
仕事が人を育てるのです。
歯科医療のすばらしさ、患者さんとのコミュニケーションの楽しさ、
患者さんからの感謝の言葉のすばらしさ
それをもっと知ってもらいたいと思います。
仕事がもっと好きになってほしいと思います。
そうすれば、彼女たちは一流に育っていくでしょう。
私はその手助けを惜しみません。
そして私自身も向上するつもりです。
投稿日:2008年12月2日 カテゴリー:エッセイ, 未分類