インプラント手術 上顎奥歯
今日は上顎の奥歯にインプラント手術でした。
3か月前に歯周病で抜歯し、同時に穴を人工骨で埋めて骨を復活させておきました。
人工骨は、骨に変わってきており、予想よりも硬めになっていました。
エキスパンダーで圧縮して骨を固め、シュナイダー膜にぎりぎりなのでそのまま
エキスパンドして上顎洞底ぎりぎりまでドリリング。
そして、4.7径10ミリを35~40Nで埋入できました。
1回法でできたかもしれません。
案外きつくトルクがかけられたのでいいインプラントだなあと関心しました。
歯肉も分厚く、口蓋から剥離したため2回法でコラーゲンをはさんで縫合。
減張すると腫れるので、わざと緩めに縫合して、コラーゲンであまった創面をカバー。
そうすると、口蓋側の角化歯肉が伸びて治癒するので2次オペのときにFGGしなくて済みます。
角化歯肉を再生誘導を意図的にすることをこのごろ多用し始めました。
この方が、患者さんは腫れないし、角化歯肉もできるので一石二鳥です。
これもMIではないでしょうか。
このやり方をしている先生はどれくらいいるのだろうか?
案外分厚く角化歯肉が出来上がるものです。
2次オペもパンチングだけで済みます。
投稿日:2009年7月27日 カテゴリー:未分類