上顎のインプラント手術 70歳骨がないケース
上顎のインプラント手術でした。
患者さんは70代女性 2か月前に抜歯、のう胞摘出 人工骨で再生済み
プラトンバイオ 3.3X10ミリ 40N ISQ65
2か月前に歯周病と、根の膿の合併症でぐらぐらの歯を抜歯し、その時点で骨がガッポリ
ないことが分かっていましたので、人工骨にて再生しておいた症例です。
今日、フラップすると、骨は頬側はまったくないので、舌側寄りにドリリングして、
鼻腔底骨にバイコーティカルで40N埋入。骨質3と柔らかいですが、アダプテーションしました。
4ミリヒーリングを装着して、GBR。歯肉縁下5ミリにプラットフォームでしたが、
今後も治癒過程で下がるでしょう。
プラトンは、プラットフォームスイッチングインプラントで、その機構もけっこう優秀な補綴システム
がありますので、今後、補綴後も経過良好でしょう。
ゲンチョウ切開、GBRを大きく盛りましたが、明日は腫れもなく4日ほどで傷もきれいに
治るでしょう。
このごろの当医院のインプラント手術は、ゲンチョウしようが、フラップ大きく開けようが、
6本手術しても、腫れません。傷も1週間で縫合が取れます。
先日の重度の糖尿病患者さんも、6本埋入して、いっさい腫れもなく、感染もなく
1週間で抜糸できました。
腫れない手術というのは素晴らしいです。
投稿日:2010年11月25日 カテゴリー:未分類