上顎のインプラント手術 骨が狭いケース
上顎のインプラント手術をしました。
5番
3.8X10ミリ
骨幅が狭く、2カ月前に抜歯した部位でした。
人工骨で骨を作ってあるので、抜歯した部位には、人工骨があるのでドリリングは問題なし。
しかし、幅が狭いので、ドリリングすると、頬側に近くなるケース。
さらに、すぐ後方には、崖のようにストンと広がる上顎洞。
2ミリずれると、上顎洞に穴があきます。
手前には、4番の歯の根があるので、根にもぶつからないように。
とにかく狭い。
10ミリX3.5を埋入したが、頬側にインプラント先端がパーほレーションするような
方向で、初期固定も弱い。
そこでドリリングの方向を変えて、埋入。
骨は、骨質4でしたが、さすが初期固定はばっちり30NでたのでOK.
頬側の骨は、人工骨で簡単に厚みを増し、縫合して腫れ止めを加えて終了。
今日のケースなら、他に使用するとしたら、セルフタップやテーパードで、初期固定が出せるインプラントでないとダメです。
投稿日:2011年2月19日 カテゴリー:未分類