矯正の前に親知らず抜歯が必要?なのはマウスピース矯正 ワイヤー矯正は後ででもいいです
結論から言うと当医院では親知らず抜歯はしなくてもいいです。矯正後に生えていたら抜歯したらベターより良いというだけです。
矯正の前に親知らず抜歯が必要なのは、★奥歯の後方移動が必要なマウスピース矯正方法で矯正する場合です。
インビラインやキレイラインで非抜歯矯正(抜歯しない矯正)をする場合は、矛盾するようですが親知らずを抜歯しないと奥歯を後方に移動できないので(親知らずが邪魔なのです。)親知らずを抜歯しなくてはならないのです。
一方で、出っ歯や八重歯を抜歯矯正で小臼歯を抜歯して白いワイヤー矯正で前歯を引っ込める場合は、親知らずは抜歯しなくてもいいです。 矯正後に後戻りの原因になってほしくないので、そういった場合では親知らず抜歯した方がいいですが、抜歯嫌いな方は親知らずを良く歯磨きしていて下さい。
当医院に相談メールが来た患者様では、下顎の親知らずの抜歯をしたら、神経麻痺の医療事故に遭ってしまい、唇が一生麻痺してしまったという可哀想な患者様がいらっしゃいました。そういう親知らず抜歯で神経麻痺の事故は口腔外科の専門医の先生でも遭遇します。インプラントでも聞きますね。メチコバールで神経の挫滅程度だったら3ヶ月ー6ヶ月、一年で回復する場合もあります。 親知らず抜歯は腫れますので口腔外科に紹介状を書いていただいて抜歯してもらうと安全です。同意書にもサインするでしょう。
投稿日:2022年12月1日 カテゴリー:未分類